しろくま

四六時中

食べ物グラビアカメラマン

わたしのいまの仕事はカメラマン。食べ物をたくさん撮ってる。

食べ物を撮るときは右から撮る、左から撮る、俯瞰で撮る、煽りで撮る、美味しそうに撮る、きれいに撮る、とにかく撮る。

美味しそうって思いながら撮ると、とってもおいしそうに撮れるので、お肉を撮るのがものすごく上手になった。

美味しくなさそうなものは、多少盛って撮る。


お料理にも顔がある、というのが私の見解で、調理した人が盛ったのが正面だと思う。

実際見るのは正面の方が盛り上がるけど、写真を撮るときは人と同じで、真正面よりもちょっと斜めを向いてたりする方が雰囲気が出る。

まっすぐ撮るとそれは免許証の写真や証明写真みたいに、あんまり良く写らない。


人には気持ち悪がられるかもしれないけど、アラーキーがグラビアを撮るときみたいに「いいよぉ!いいよぉ!」と念じながら撮ると気分が上がるものです。